資源国通貨

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資源国通貨とは

今日は資源国通貨についての講義を行います。

資源国?

資源国というのは、エネルギー資源や鉱物資源や農産物などの商品を産出して、それらを主な輸出品としている国のことです。
そして資源国通貨は、その資源国の通貨を指します。

例えばどの通貨がそれに該当するんですか?

オーストラリアドルやニュージーランドドル、カナダドルや南アフリカランドが資源国通貨になります。

うーん…どれも聞いたことが無い通貨だなぁ…。

資源国通貨の特徴

資源国通貨の特徴としてスワップポイントが高いことがあげられます。
つまり、その国の政策金利が高いということですね。

なんで資源国通貨だとスワップポイントが高いんですか?

理由は色々ありますが、一つは資金調達のためです。
例えば、南アフリカは海外から資金を自国に流入するために高金利政策を行っています。

確かに高金利ならその通貨を買いたくなります!

もう一つは、インフレ対策です。陽菜ちゃんはインフレはわかりますか?

はい!!インフレーションの略です。
インフレは物価が上がり、お金の価値が下がる状態のことです。

正解!
お金の価値が下がるのは、市場にお金が余りすぎているから…つまり供給過多だからです。だから、市場に出回っているお金を減らすには皆がお金を銀行に預ければいいということになります。

なるほど!金利が上がれば預金する人も増えだろうという魂胆ですね!

逆に日本は超低金利を通り越してマイナス金利にまでしました。つまり…日本銀行の狙いは…

インフレですか!?

そういうことです。
日本銀行は物価上昇2%を目標としています。(2017年9月現在)

なんだか、だんだん経済というものが分かってきて面白くなってきました!

それはよかった!ただ、政府や中央銀行の目論見どおりに行かないのが経済の難しいところなんです。

豪ドルとNZドルは同じような値動きをする

オーストラリアドルとニュージーランドドル…長いのでそれぞれ「豪ドル」「NZドル」と略されることが多いですが、この講座でもそのようにしたいと思います。

豪ドルをオージードルと呼んでいる人もいました!

確かにそういう呼び名もありますね。
さて、豪ドルとNZドルですがこの2つの通貨はよく似ています。下のチャートをみてみてください。

左:豪ドル/円 右:NZドル/円 ※どちらも月足

値動きが似ていますね!
やはり地理的に近いからなんですか?

それも理由の一つです!お互い経済的に結びつきが強いので通貨の動きも連動とはいわないまでも似たような動きをするのが特徴です。

仲いいんですね!

資源国通貨を取引する時の注意点

資源国通貨はスワップポイントが高いのが魅力の一つですが、逆にそれがデメリットの場合もあります。

ショートでエントリーしたときですか?

その通り!だから、長期でショートするのはなかなか難しいわけです。

なら、基本的にはロングの方が有利ということですね!

実は他にも注意することがあります。
南アフリカランド等は確かにスワップポイントが高くて魅力的ですが、国の治安が悪かったり政権が安定していなかったりというリスクがあります。

それはそんなにリスキーなものなんですか?

例えば、2016年に急に財務大臣が解任されるという事件がありました。
そのニュースで一夜にして1円程下落したことがありました。

そんなことがあるんですね…

1円といっても、ランド円レートは2017年現在で1ランド8.5円程度ですので、このレートの1円下落というのは、ドル円が一夜にして10円下落するほどのインパクトなんですよ。

10円!?そんなのもう暴落じゃないですか…。

そうです!だから高金利だからといって無計画にロングするのは危険なんです。

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