レバレッジと証拠金維持率

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レバレッジと証拠金維持率

FXでは最大25倍までレバレッジをかけられる

前回の講義で、FXのメリットに「レバレッジがかけられる」って言ってましたけど、レバレッジって何ですか?

そう言うと思って待っていました!
今日はレバレッジについて勉強していきましょう。レバレッジというのは簡単に言うと信用取引のことです。

信用取引…あ!それは学生の時に政治経済の授業でやった気がします!

信用取引とは自己資金の何倍もの取引をすることで、FXではこれをレバレッジをかけると言います。

レバレッジをかけるのが一般的なんですか?だいたい何倍くらいかけるものなんですか?

個人だと最大25倍までかけられます。

25倍!?
それって10万円で250万円の取引ができるってことですよね!?

そういうことになりますね。
勿論、レバレッジを高くかければそれだけ勝った時のリターンが大きくなりますが、当然ながら負けた時のリスクも大きくなります。

あたしはまだ初心者だし、最初は低レバレッジで始めようと思います。

FXはボラティリティが低い

ちょっと調べてみたんですけど、株式の信用取引では3倍までしかレバレッジをかけられないとみました。なんでFXは25倍までかけられるのですか?

良い質問だね。それは、ボラティリティの違いなんです。

ボラティリティ…そういえばtwitterで誰かが言っていたような…。

ボラティリティというのは変動費率のことで、値動きの大きさを示す指標になります。
例えば価格の変動が激しい金融商品をボラティリティが高いと言い、価格が安定している商品をボラティリティが低いと言います。

ということは、FXはボラティリティが低いってことですか?

そうです!
では実際に株式の相場と比較してみましょう。今日(2017年9月8日)の株価(終値)が100円の銘柄をYahoo!ファイナンスでみてみましょう

このチャートによると、1ヶ月前は126円くらいあった株価が本日は100円まで下落しているのがわかります。
同じような価格帯のドル円相場ではこれだけのボラティリティがあるでしょうか?

ありませんでした。この1ヶ月はだいたい108円~111円という値動きでした。

勿論これは一例ですが、株価が1円動くのとFXにおいて1円相場が動くのはインパクトが違うということです。

ボラティリティが低い…つまり価格変動が少ないからその少ない動きでも大きな儲けをだすためにレバレッジをかけるということですか?

ご名答!そして次は、証拠金維持率について説明しますね

証拠金と証拠金維持率の求め方

この段落は証拠金維持率を求める計算をしますが、正直読み飛ばしていただいて構いません。
大事なのは証拠金維持率を高く保つことですので、それは次の段落で説明させていただきます。

理系のあたしは興味があるのでやってみます!ところで、証拠金って何ですか?

証拠金というのは、FX会社に入金する最初のお金です。
このお金を元にレバレッジをかけて取引をすることができます。その取引で利益が出ればその分証拠金は増えていきますし、逆に損をすればその分証拠金は減っていきます。

なるほど!取引をするための担保みたいなものですね。

その通り!そして、証拠金維持率を求めるためには、必要証拠金を計算しておく必要があります。

証拠金と必要証拠金は違うんですか?

必要証拠金は、対象の通貨を売買するために必要な最低限の証拠金です。
例えば、1ドル100円の時に10,000ドルをロングするにはレバレッジ1倍の場合は100万円必要ですが、通常レバレッジは25倍までかけられますので、4万円あればそのポジションがとれることになります。

なるほど!上の例ではその4万円が必要証拠金となるわけですね

その通り!そして、証拠金維持率ですが、これは以下の式で求めることができます。
ポジションの(証拠金+評価損益)÷必要証拠金×100

公式だけ言われてもピンときません…

では例によって1ドル100円レートの例をだしましょう。
証拠金5万円の状態でドル円を10,000通貨ロングしました。しかし、1ドル99円になってしまいました。計算が得意な陽菜ちゃんならすぐわかるんじゃないですか?

99円になったということは、100万円-99万円なので、1万円の含み損ですよね。ということは、(5万円-1万円)÷3.96万円×100 なので、約101%です!

正解!では証拠金が10万円だった場合はどうなりますか?

(10万円-1万円)÷3.96×100 なので、約227%です!

比べてみてどうですか?

証拠金が多いほうが証拠金維持率が高いことがわかりました。

追証と強制ロスカット

そもそもなんで証拠金維持率という指標が存在し、それが重要なのかわかりますか?

うーん…トレードの目安になるからですか?

不正解です。
証拠金維持率は現在のポジションに対する証拠金が適正かどうかを計る指標なんです。
例えば、証拠金が5万円なのに含み損が6万円だとしたらどうなると思います?

証拠金は担保だったから、それって担保割れってことですか?

その通り!担保割れはFX会社にとっても困るので、追加証拠金…所謂「追証(おいしょう)」や強制ロスカットという制度が存在します。

強制ロスカット…なんか嫌な響きだなぁ…

強制ロスカットは、その名の通りFX会社によるポジションのロスカットです。
追証もその名の通り、追加で保証金を入金することを促す制度になります。

どれくらい証拠金維持率が低くなると強制ロスカットされてしまうんですか?

どちらもFX会社によってバラバラなんですが、だいたい100%を切ったら何かしらのアラートがあがるとみていいでしょう。ですのでちょっと含み損がでたくらいで証拠金維持率が100%近くなる運用は避けておいたほうがいいでしょう。

だいたい何%以上あるといいんですか?

これもトレードの仕方によって違ってきますが、最低でも250%以上を維持するのが良いと思います。

あたしは、追証や強制ロスカットとは縁がない運用をめざしますね!

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